犬にもあるアトピー性皮膚炎の原因とその症状をご紹介しています

犬にもあるアトピー!アトピー性皮膚炎の原因と症状

犬のアトピー性皮膚炎とは?

人だけでなく犬もアトピー性皮膚炎という病気にかかることがあります。「アレルゲン」という物質が皮膚や呼吸器を通じて体内に侵入することで発症します。アレルゲンが鼻や口の粘膜や皮膚の表面から侵入すると体内でIgE抗体という物質を放出し、そのIgE抗体は肥満細胞と呼ばれる細胞の表面に付着します。そこへ次のアレルゲンが侵入すると、IgE抗体が付着した肥満細胞が化学伝達物質を放出する、脱顆粒と呼ばれる現象を引き起こします。この現象が血管に作用することで過度に血流が促進されると、いわゆるアレルギー症状につながります。これが起こる部位によって鼻炎になったり喘息になったりするわけですが、皮膚で起こるとアトピー性皮膚炎になります。

健康な状態のときは、体内の水分を適量にとどめて異物が侵入しないように防御する「皮膚のバリア機能」が働いてアレルゲンの侵入をブロックすることができます。しかし何らかの理由で皮膚のいちばん外側にある角質層にある角質細胞間脂質に異常が生じ、隙間が生じてしまうと、バリア機能が崩れて皮膚の乾燥や異物の侵入を許してしまい、アトピー性皮膚炎へとつながりやすくなります。

アトピーにかかると外耳炎を起こしやすい

犬がアトピー性皮膚炎にかかっているかどうかを飼い主さんが見極めるポイントはいくつかありますが、まず犬も人と同様にかゆみの症状が表れます。皮膚の赤みや丘疹、脱茂などの症状が現れます。

かゆみが出る部位としては眼の周辺、耳、脚、前肢の付け根、背部、会陰部、肛門周辺などが多く、悪化すると全身に及びます。また、アトピー性皮膚炎にかかった犬の50〜80%がほぼ両方の耳に外耳炎を発症します。人がアトピー性皮膚炎にかかって外耳炎を伴うことはあまりないようですが、犬の場合はこの症状が特徴的に表れる傾向にありますので、判断する際の注意点として覚えておくといいでしょう。

アトピーになりやすい犬種とアレルギー体質

アトピー性皮膚炎にかかりやすいと言われている犬種は、ブルドッグ、パグ、ゴールデンレトリバー、ダルメシアン、ミニチュアシュナウザー、スコティッシュテリア、シェーリハムテリア、イングリッシュセッター、アイリッシュセッター、ボストンテリア、柴犬、トイプードル、ミニチュアダックスフンドなどです。これらの犬種は遺伝的にIgE抗体を作りやすい体質を持っており、ほこりやカビ胞子、ダニ、フケ、花粉などのアレルゲンに接した際にアトピー性皮膚炎を引き起こしやすく、日々の生活環境を清潔に保つなどの注意が必要です。

また、何に対してアレルギー反応を起こす体質かをチェックしておくことで、アトピー性皮膚炎にならないようにするための対策を立てやすくなります。毛根の状態を調べる抜毛検査、アレルゲンを1つ1つ調べることができる血液検査など、病院でアレルギー検査を行ってもらえば細かくチェックすることができますので、アレルギー症状が出やすいと感じたら一度調べてもらうといいでしょう。

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