犬の内臓系の病気(癌・心臓病・腎臓病・肝炎など)の原因と症状をご紹介しています

その他犬の内臓系の病気(癌・心臓病・腎臓病・肝炎など)原因と症状

犬の腎不全

犬の腎不全にも、人と同じように腎臓の機能に突然障害が出る急性腎不全と、時間の経過を経て少しずつ機能が悪化していく慢性腎不全があります。

脱水症状が起こる、動きたがらない、背中がアーチ型になるような格好をする、ほとんど排尿しなくなる、といった症状が出ると急性腎不全の疑いがあります。これは車のラジエーター水などの不凍液を飲んでしまったり、レーズンやブドウを食べたり、あるいは抗生物質や化学療法薬などを投薬したりした際の中毒症状によって起こりますが、すぐに集中的な輸液療法を行うため入院しなければなりません。

慢性腎不全になると、頻尿、食欲不振、体重減少、吐き気や嘔吐、口臭などの症状が出ます。しかし腎臓は70〜75%の機能を失った時に初めて症状として表れ始めるため、慢性腎不全はかなり進行してから発見されるケースが多いようです。多くの場合は食事が原因で起こりますが、治療法も食事療法が基本です。また、ハーブやサプリメントで血液循環を改善したり、腎臓や尿路の炎症を減らしたり、尿量を増加させたりすることで、腎臓の負担を減らし、進行を遅らせることも可能です。

犬の肝疾患

犬がかかる肝疾患には、肝炎、肝硬変、肝臓癌などいくつかあります。人も犬も同じですが、肝臓には消化や貯蔵、そして毒素の分解といった多くの重要な働きがあり、比較的丈夫に出来ているため細胞が壊れても症状として出にくく、沈黙の臓器とも言われています。

しかし急性肝炎になると嘔吐、下痢、黄疸といった比較的はっきりとした症状が表れます。感染防止のため隔離入院が必要になり、内服薬や点滴などの治療が行われます。一方、慢性肝炎は症状が出にくいため気づかれない場合が多いようですが、放置すると肝硬変の危険性も出て来ます。ひどい肝炎や肝硬変になると食欲不振や嘔吐、下痢、黄疸、やせ細る、貧血などの症状が見られますが、急性肝炎と同様点滴や内服薬で様子を見ながら食事療法などで進行を遅らせる処置が取られます。

肝臓癌も初期症状が出にくく発見が難しい病気ですが、進行するにしたがって元気がなくなり、食欲も低下します。手術で腫瘍を切除するか、抗がん剤や放射線治療が行われます。

犬の白内障

白内障になると眼のレンズを構成する水分とタンパク質の比率に異常が生じ、余分なタンパク質がレンズの透過性を失わせて瞳孔が白濁したり乳白色になったりする症状が表れます。初期の段階では支障はありませんが、進行するにつれて視力障害を引き起こし、最終的にはレンズ全体が白濁して視力を失うことになります。

犬の白内障には先天性白内障、後天性白内障、老年性白内障といったいくつかの種類があります。先天性の白内障はゴールデンレトリバーやオールドイングリッシュシープドッグ、ウェストハイランドホワイトテリアなどに多く見られ、生まれた時すでに発症していることもあります。6歳未満で発症する白内障は後天性白内障と言われ、緑内障やぶどう膜炎といったその他の眼疾患や、眼の怪我、糖尿病、感染などが原因で起こります。6歳を超えてから発症するのは老年性白内障で、白内障全体の中で最も多いのがこれです。

白内障の治療には、点眼液や内服薬によって進行を止めることを試みる内科療法と、手術によって治療する外科療法があります。

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